消費者金融 融資

キャッシングを申し込むときの消費者金融の審査基準ですが、いったいどうなっているのか気になりますね。年収500万円で初めて申し込むから他にも借り入れはないし大丈夫だろうという人がもしいれば、それはおそらく大丈夫でしょうということはわかりますが、年収200万円ちょっとだけど借りられるかなとか、正社員じゃないんだけど、あるいは他社から2件借り入れがあるんだけど、といった微妙なケースになってくると結果が出るまで不安だと思います。

明らかに難しいなというケースが二つあって、そのひとつはよく言われるブラックリストに載っている、つまり信用情報機関に自己破産や債務整理、延滞、過払い請求などの金融事故情報が登録されてしまっている人です。その内容にもよりますが5～7年は履歴が残りますし、会社によっては過去の取引で問題があった人は生涯その記録を残すところもあります。もうひとつは年収の3分の1以上の借り入れをしようとする人で、これは貸金業法で総量規制という規定があるので法律で制限されているからです。

しかし例外もあって、銀行系はこの貸金業法の規制対象ではないのですが、だからといって年収300万円の人に200万円まで貸してくれるかというとなかなか難しいと思います。もうひとつはいわゆるおまとめローンで、現在の借り入れよりも金利を下げて利用者の利益をはかる場合は総量規制の対象外として融資をしてくれます。契約件数がたくさんあるとそれだけで月々の返済が多くなってしまいますし、それを一本化できて借入利率まで下がるのであればかなり完済を目指して頑張ることができます。継続して安定した収入がある人であれば、現在の借り入れ内容がわかる書類を持ってぜひ窓口に相談に行くと良いでしょう。

また、消費者金融の融資条件として他社からの借入金額を気にする人が多いことは当然でしょうが、それに比べると借り入れ件数を気にする人は少ないかもしれません。他社からの借り入れ件数が3件以上になってくるとちょっと審査が厳しくなります。それはこの人は現在利用している会社の信用がない人かもしれないと思われるからです。手続きが簡単だからと10万円つ3社から借りているような人は、それを1社で借り換えるようにした方が今後の審査が楽になることも覚えておいてください。